60歳になると、これからどのような人生を送ればよいのか・・・悩みを持つ人が多いです。
ご紹介する本は、定年後の生活とういよりも、老いることの悲しさ、虚しさ、儚さを
切々と訴えてきて、その先にある人生の最期にも踏み込んだ教本です。
老いて我儘気儘の自然体、だれにもでいつかはおとずれる終幕へ向けて、読んでおきたい本です。
生への未練
■定年で男は終わりなのか
【オススメ度】★★★★
【あらすじ】
定年退職後の男性の生き方について論じた書籍です。定年を迎えると、仕事というアイデンティティを失い、社会的地位や自己価値が揺らぐ男性が多いことを指摘します。しかし、著者はこれを人生の終わりと捉えるのではなく、新たな可能性や挑戦を見つける好機とするべきだと主張します。定年後の生活を充実させるためには、自分自身の価値や目標を再発見し、新たな道を歩むことの重要性を強調しています。
【ひとこと】
本文中に、他の定年後の本とくらべて、老後と死についての語りが多くあります。決して避けることができない話題でも、遠慮がちに控えめに話す本と一線を画しています。
あえて今、読みたい本です。
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